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つなぐ伝統 「ぼろ織り」体験 佐久の児童館で教室

岩崎会長(右)に教わりながら機織りをする児童たち岩崎会長(右)に教わりながら機織りをする児童たち
 佐久市や小諸市などの有志でつくる「ぼろ織りを伝えていこう岩村田宿の会」が6日、佐久市佐久城山児童館で、体験教室「はた織りをしてみよう」を開いた。8月16日にかけて全6回開く教室の初回。同市佐久城山小学校の児童たちが、傷んだ木綿の布を約1センチ幅に裂き横糸にして織る「ぼろ織り」を体験した。

 地域に残るぼろ織りを子どもに伝えていこうと企画。かつて木綿が貴重だった佐久地方で盛んに織られたといい、同会は、家庭で使われなくなった機織り機を引き取ったり、ぼろ織りの体験教室を開いたりしている。

 この日は、同会が、明治時代には使われていたという木製の機織り機と、あらかじめ裂いた布を用意。はかま姿で登場した同児童館の女性職員が実演した。その後、児童たちは、同会の岩崎泰治会長(59)=佐久市岩村田=から助言を受けながら、交代で機織りを体験。織る様子を興味津々にのぞき込んだり、得意げに織ってみせたりした。

 同小2年の蹴揚陽菜(けあげひな)さん(7)は「緊張したけどきれいにできた」とうれしそう。教室では、機織りをさらに練習してもらい、最終的に花瓶敷きのような小品を仕上げる計画だ。

(7月7日)

長野県のニュース(7月7日)

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