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新サンマ、安く食べたい 長野で初競り

初競りで競り落とされ、箱に並べられた新サンマ=11日午前6時34分、長野市の長野地方卸売市場初競りで競り落とされ、箱に並べられた新サンマ=11日午前6時34分、長野市の長野地方卸売市場
 長野市の長野地方卸売市場で11日朝、北海道で水揚げされた新サンマの初競りがあった。近年のシーズン当初は入荷量が少なく高値傾向だったが、市場内のマルイチ産商(長野市)には平年並みの約30キロが入荷。幸先の良いスタートに、関係者からは「豊漁」を期待する声が上がった。

 午前6時半ごろ、場内に競りを告げる鐘が鳴り、並べられた銀鱗(ぎんりん)のサンマの周りに十数人の仲買人が集まった。競り人が「初物、初入荷」と威勢の良い声を上げると、仲買人が指で値段を示して次々と競り落としていった。

 1匹120〜130グラムで、最高値は1匹900円と初競りとしてはほぼ平年並み。市内で鮮魚店を営む清滝阜陸(あつのり)さん(80)は、10匹仕入れた。「値段は去年の3分の1で思ったより安かった。秋にはおいしいサンマを多くの人が手頃に食べられる年になってほしい」と期待した。

 マルイチ産商によると、サンマ漁の本格化は8月下旬〜9月初旬の見通しで、この時季になると例年なら1匹140グラムほどの脂が乗ったサンマが店頭に並ぶという。

(7月11日)

長野県のニュース(7月11日)