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上信越道の長野―須坂長野東間 スマートIC新設候補に

 国土交通省は21日、上信越道長野―須坂長野東インターチェンジ(IC)間に位置する長野市若穂地区を、自動料金収受システム(ETC)搭載車専用のスマートICの新設候補として調査を行うと発表した。実際に造るかどうかは、交通量の変化、物流や観光への経済効果などを検討して判断する。

 市は2015年度から、若穂地区の上信越道と県道長野菅平線が交差する地点付近にスマートICを設ける構想を具体的に検討。地元住民らが建設期成同盟会を設立し、国に整備を求めてきた。加藤久雄市長は21日、「スマートICが整備されれば、地域活性化に加え、道路交通網の見直しのきっかけにもなる。地元の協力も得て実現に向けてさらに努力したい」と話した。

 国交省や市によると、今後は東日本高速道路や県などを交えてスマートICの位置や構造、整備費用、周辺道路の整備計画などを検討し、実施計画書をまとめる。その上で国交省が新規事業化を決めれば、具体的な整備に入る。新規事業化から開通までは平均5年ほどという。

 市は、若穂地区にスマートICができれば周辺の約1万8千人が10分以内に上信越道に入れるとする。また、上信越道から、観光地の上田市菅平高原や高度救急に対応する長野赤十字病院(長野市若里)などへのアクセス向上も見込んでいる。地元には、同県道の落合橋や国道403号が渋滞しやすいため、スマートICと並行し、周辺の道路整備を求める声もある。

(7月22日)

長野県のニュース(7月22日)