長野県のニュース

人形劇 高校生が伝える 飯田の2人 来月6日公演

くすのきさん(左)の指導を受けながら、人形の動きを確認する塩沢さん(右)と小池さんくすのきさん(左)の指導を受けながら、人形の動きを確認する塩沢さん(右)と小池さん
 飯田市を主会場に8月1〜6日に開かれる「いいだ人形劇フェスタ2017」に向け、飯田高校(飯田市)2年の小池美星(みほ)さん(17)と、飯田OIDE長姫高校(同)2年の塩沢未波(みなみ)さん(16)が練習に励んでいる。2人は、同市のNPO法人「いいだ人形劇センター」が主宰する「人形劇ユースクラブ」に所属。クラブのメンバーとして出演するのは初めてだ。上演を通じて、人形劇の魅力を伝えていきたいと張り切っている。

 22日夜、人形劇作家のくすのき燕(つばめ)さん(56)=松本市=が指導に当たった。フェスタで上演するのは、スズメの「すーちゃん」と、ツバメの「ばめちゃん」が隠れんぼなどをして遊ぶという内容の作品「なかよし」。くすのきさんによると、片手で人形を操ることができ、動きの基本が学べるという。

 人形は手袋をはめた手が体で、発泡スチロールで作った頭を人さし指に挿して動かす仕組みだ。くすのきさんは、声の出し方や人形の動きを指導。人形が登場する最初のシーンでは「2羽の性格の違いを出して」などとアドバイスした。

 塩沢さんは「プロの先生に教えてもらえてありがたい」。小池さんは「(いいだ人形劇センターが開いた)昨年秋の定期公演の時よりも、お客さんに笑ってもらえるようにしたい」と意気込んでいる。

 2人は飯田市旭ケ丘中学校で人形劇を始め、人形劇クラブに所属した。人形劇が盛んな地域だが、市内の高校のうち部活動で行っているのは飯田女子高のみ。「高校生になっても続けたい」と考えていたところ、同センターが昨年4月に中学生以上対象のユースクラブをつくったことを知り、一緒にクラブに入った。現在、メンバーは2人だけだ。

 フェスタに向けた活動の一方、本年度中の上演を目指して新作づくりも進めている。ただ、このままでは人数が足りず劇が成り立たないため、新たな参加者を募りたいと考えている。今回のフェスタについて、2人は「見た人に興味を持ってもらえるような公演にしたい」と力を込める。

 ユースクラブは、8月6日午前11時と午後1時から2回、飯田市本町の川本喜八郎人形美術館で公演する。700円の参加証ワッペンで鑑賞できる。また、同クラブは参加者を募集している。問い合わせはいいだ人形劇センター(電話050・3583・3594)へ。

(7月25日)

長野県のニュース(7月25日)