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九州豪雨の被災地 ドローン調査有効 天竜川上流河川事務所

 九州北部の豪雨被災地に派遣されていた国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)の緊急災害対策派遣隊(テックフォース)は24日、福岡県朝倉市での被災状況調査の活動報告を同事務所で行った。二次災害を防ぐために小型無人機ドローンを使って、流れ出した流木の場所や量などを調査。隊員は「限られた時間や、人が立ち入れない谷底での調査にドローンが有効だった」と述べた。

 隊員4人と、同事務所との協定に基づき上下伊那地方の建設コンサルタントでつくる「南信防災情報協議会」が派遣した3人が18〜20日、朝倉市内を流れる妙見川と奈良ケ谷川の流域を調査した。

 現場では一時、大雨に見舞われ、災害の影響で寸断された道路もあった。人が立ち入れない区域を中心にドローンで上空から約1700枚の写真を撮影。専用ソフトでつなぎ合わせて3次元化し、流木の量などをはじき出したという。

 同協議会の小沢学さん(41)は「枚数を多く撮り、正確な調査を心掛けた」。テックフォース班長の田島健・同事務所駒ケ根出張所長(45)は「人員、機材の面で民間との連携は心強い。二次災害を防ぐための対応の大切さを実感した」と話した。

(7月25日)

長野県のニュース(7月25日)