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信州から鈴鹿8耐へ 小諸拠点のTeam長野

ライダーの小田さん(左)らTeam長野のメンバーライダーの小田さん(左)らTeam長野のメンバー
 三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで29、30日に開く世界的オートバイ耐久レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に、今春、本格始動した「Team(チーム)長野」(小諸市)が静岡県のチームとの連合チームで初出場する。バイクを通じて信州を盛り上げたいと、チーム長野のメンバーは強豪ひしめく夢の舞台への参戦に心躍らせている。

 チーム長野は、県単独チームでの鈴鹿8耐出場を目標に、ライダーで県職員の小田茂昇(しげのり)さん(36)=小諸市、コンサルタント業の関谷雅弘さん(45)=長野市、オートバイ店経営の小林興士さん(47)=佐久市=が昨年10月に名乗り始め、今年4月に小諸市に活動拠点を設けた。

 仕事の合間を縫い、2週間に1度のペースで練習などを重ねてきた。今回は態勢が整わず、以前、小田さん、関谷さんが参加した静岡県の「トランスマップレーシング」と共同出場を目指すことに。鈴鹿市などで開かれる予選会に挑戦し、5月の最終レースで42チーム中の11位となり、本選出場の切符を得た。

 今月30日の決勝では、小田さんを含む3人のライダーが交代で1台のオートバイ(排気量1000cc)を乗り継ぎ、8時間でサーキット(1周約5・8キロ)を何周できるかを約70チームで競う。強豪の企業チームなどを除く最高位の20番台を目指す。

 道のりは楽ではなかった。練習の旅費などに加え、1回のレースでタイヤ交換などに数百万円が必要。メンバーは休日をやり繰りしてスポンサー集めに歩き回った。その結果、運送会社など27の企業が資金を援助し、個人サポーターも約40人集まってくれた。

 峠道が多く、ツーリングと相性がいい信州に全国からライダーを呼び込み、地域の力になりたいとも考えているだけに、鈴鹿8耐で好成績を収めたい。「攻めなければレースにならない。今までの経験を生かして、完全燃焼したい」と小田さん。関谷さんも「ここまで来るのに多くの協力をいただいた。その思いに何としても応えたい」と話している。

 スポンサー企業や個人サポーターを募集中。問い合わせは事務局の「NEXTDESIGNAUTOMOTIVE」(電話0267・31・0057)へ。

(7月27日)

長野県のニュース(7月27日)