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信号機がない環状交差点 安曇野で全国サミット始まる

サミット関係者が28日に視察する安曇野市内のラウンドアバウトサミット関係者が28日に視察する安曇野市内のラウンドアバウト
 信号機がない環状交差点「ラウンドアバウト」の普及に取り組む自治体関係者らが集う「ラウンドアバウトサミットin安曇野」が27日、安曇野市で2日間の日程で始まった。豊科公民館で専門家の講演や各地の事例報告があり、約330人が理解を深めた。

 安曇野、飯田、須坂の各市と北佐久郡軽井沢町を含む全国14市町でつくるラウンドアバウト普及促進協議会が主催し、県内では飯田市、須坂市に続いて3回目の開催。

 重大事故や信号の待ち時間を減らす利点があるという環状交差点は5月末時点で22都府県67カ所で運用している。長野市出身の下川澄雄・日本大教授(交通工学)は講演で、円滑な移動や住みやすさの充実など「豊かなまちづくりという観点から導入を考えてみては」と語った。

 事例報告は5自治体が発表。安曇野市の担当者は、2015年の環状交差点設置後、地元で行ったアンケートを紹介。交差点が「通行しやすくなった」が78%だった一方、25%は「通行時に危険を感じたことがある」と回答したことから、交通ルールの周知に力を入れているとした。

 28日は市内の環状交差点を視察する。

(7月28日)

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