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ベニコンゴウインコ51歳大往生 小諸市動物園

 小諸市動物園は29日、同園で47年余り飼育してきた雄のベニコンゴウインコの「ベニ」が26日に老衰で死んだ、と発表した。51歳で、日本動物園水族館協会(JAZA)に加盟する施設で飼育しているベニコンゴウインコとして国内最高齢だったという。

 ベニは1966(昭和41)年5月10日生まれで、同園での飼育は69年9月26日から。入り口近くの止まり木を居場所に、園の「顔」として、来園者の目を引いた。真っ赤な頭と青と緑が交じった鮮やかな羽が特徴で、毎年5月の写生大会では、子どもたちの輪ができるほど人気を集めた。

 ベニコンゴウインコは南米の森林にすむ大型のインコで、寿命は40〜50歳とされる。ベニは昨年末ごろから、視力の低下や、餌を足でつかめなくなるなどの衰えが見え始めた。飼育員の広田香菜さん(22)は「別れが近いのはみんな覚悟していた。よくここまで生きた」と寂しそうに話した。動物園は、ベニがいた止まり木付近に献花台を設置している。

(7月30日)

長野県のニュース(7月30日)