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貧酸素対策盛る方針 第7期諏訪湖水質保全計画

 第7期諏訪湖水質保全計画(2017〜21年度)を作る県環境審議会の専門委員会(9人)は31日、諏訪市で開き、計画づくりの論議をスタートさせた。計画には、昨年7月に諏訪湖で起きたワカサギ大量死の要因とされる湖水の貧酸素対策を盛り込む方針で、事務局の県は、機械を使って高濃度の酸素を湖水に送り込む対応や、浮葉植物ヒシの刈り取りなど5項目の案を示した。

 酸素対策について委員は短期的、具体的に盛り込む必要があると提案。5項目について次回以降、検討することにした。また、委員からは、ヨシなどの植物を伐採するため、遠浅の砂地や、湖底の曽根遺跡などを、伐採の届け出を義務付ける「湖辺環境保護地区」に指定する必要があるか問う声もあった。

 専門委は10月ごろまでにさらに2回開き、県は次回9月に保全計画の素案を示す。計画案は年内に県に答申し、年度内に決定する。

 諏訪湖は、湖沼水質保全特別措置法に基づき、国が「特に浄化が必要」と定める湖沼の一つで、県は1986年から5年ごとに水質保全計画を作っている。第7期計画は、県が、諏訪湖の長期的な理想像と短期的な施策を掲げて年度内に作る「諏訪湖創生ビジョン」にも盛り込む。

(8月1日)

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