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いかだ体験、響く掛け声 信濃町の野尻湖

涼風が吹き抜ける湖面で、力を合わせていかだをこぐ高校生たち=31日、信濃町の野尻湖涼風が吹き抜ける湖面で、力を合わせていかだをこぐ高校生たち=31日、信濃町の野尻湖
 「せーの、せーの」「右右右」「あ、違う左左左」―。涼風が吹き渡る長野県上水内郡信濃町の野尻湖。ヨットやボート、カヌーが浮かぶ湖上に、救命胴衣と水着姿でいかだを力いっぱいこぐ高校生たちのにぎやかな声が響いた。

 湖畔にある野尻レイクサイドホテルの「いかだ体験」だ。「このホテルの名物です。力を合わせて一つの物を動かすようにと、10年ほど前に始めました」と石田良和社長(83)。いかだは長さ3メートルほどの杉材9本と浮力を増すための塩ビのパイプが結び付けてあり、8〜12人でこぐ。

 この日は近くの斑尾高原を3泊4日のキャンプで訪れていた横浜市の聖光学院高校の1年生が湖上にこぎ出した。岸から約300メートルの琵琶島(弁天島)まで往復。座ったり立ったり、思い思いのスタイルで力を合わせてこぐ。途中で水温25度ほどの湖水に入って全員で押したりと、夏の野尻湖を目いっぱい楽しんでいた。

(8月2日)

長野県のニュース(8月2日)