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主体的な学びへ議論 県立高「学びの改革」中学生らと意見交換

高校教育に期待することを書いた付箋を模造紙に貼る中学生たち=1日、諏訪市高校教育に期待することを書いた付箋を模造紙に貼る中学生たち=1日、諏訪市
 県立高校の第2期再編基準や高校教育の在り方を盛った「学びの改革」を巡り、県教委は1日、中学生や保護者との意見交換会を諏訪市を皮切りに始めた。夏休みに合わせ、高校進学を控えた生徒らの意見を聞き取り、来年3月に作る学びの改革の実施方針に反映させる。上田市、木曽郡上松町、駒ケ根市、長野市、松本市でも10日まで順次開く。

 1日は、諏訪地方の五つの中学校に通う生徒ら計10人が参加。県教委高校教育課は「少子化で県全体の生徒数が減る中、生徒が切磋琢磨(せっさたくま)できる環境を整え、授業も主体的に考えさせる内容にしたい」と、学びの改革に掲げた高校像を説明した。

 生徒と保護者に分かれて行った意見交換で、生徒からは「いろいろな部活動があって選べるといい」「大学進学向けの学習支援をしてほしい」との要望が出た。保護者は「中学校と連携し、基礎学力の向上を」「社会人に必要な問題解決能力を身に付けさせてほしい」などと求めた。

 終了後、諏訪市上諏訪中学校2年の松村佳一利(かいと)さん(14)は「高校の授業に積極的に出たいと思えるよう、内容を充実させてほしい」、父親の会社員英徳さん(44)は「ここで学びたいと子どもが思えるような特長を各校が打ち出すことで、中学生の進路の選択肢が増えるといい」と話した。

(8月2日)

長野県のニュース(8月2日)