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みんなで介護予防 諏訪で「コミュニケーション麻雀」講習会

コミュニケーション麻雀の遊び方を学ぶ参加者。音はジャラジャラでなくガチャガチャコミュニケーション麻雀の遊び方を学ぶ参加者。音はジャラジャラでなくガチャガチャ
 介護予防などに効果があるとされる「コミュニケーション麻雀(まーじゃん)」の講習会が2日、長野県諏訪市で開かれた。子どもの弁当箱ほどもある牌(はい)を使い、ルールも簡素化して互いの関係作りを重視したゲームで、東日本大震災の被災地でもコミュニティー作りに活用されているという。コミュニケーション麻雀協会(神戸市)の役員を講師に、諏訪6市町村の社協職員10人が遊び方を学んだ。

 牌は木製で縦10センチ、横7センチ、厚さ5・2センチ。文字も大きく、適度な重さで高齢者にはいい運動にもなるという。2人1組で他の3組と対戦。基本ルールはマージャンと同じだが、上がり役や「チー」「ポン」「フリテン」などはなく、初心者もなじめるよう数字も日本語読みだ。盤面が広いため、牌を取る時に対戦相手から手渡してもらうなど、コミュニーケーションが促進されやすいという。

 講習会で、同協会の松尾弥生理事(45)は牌の種類や呼び方、遊び方を指南。主催した岡谷市社協の片倉美保さんはほとんどマージャン経験がないというが、「初心者にも分かりやすく、初対面の人ともすぐになじめそう。介護予防教室に出てきにくい男性もこれなら参加しやすいのでは」と手応えを話した。

 同協会によると、コミュニケーション麻雀は神戸市の福祉関係者が考案。2010年に協会ができ、これまでに全国に約600セットを販売、寄贈してきたという。被災した東北3県には計100セットを届け、ボランティアで遊び方を教えているといい、昨年4月の熊本地震の被災地にも紹介した。岡谷市社協は今春2セットを購入。今後、希望者に貸し出すことにしている。

(8月3日)

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