長野県のニュース

県内高校生 受賞を励みに みやぎ総文

最優秀賞を受賞した「霜の穴」最優秀賞を受賞した「霜の穴」 新聞部門最優秀賞の長野高校新聞部、高野篤郎部長(右)。全国の生徒と作る交流新聞の編集会議で意見した=仙台市新聞部門最優秀賞の長野高校新聞部、高野篤郎部長(右)。全国の生徒と作る交流新聞の編集会議で意見した=仙台市
 宮城県内で開いている全国高校総合文化祭「みやぎ総文」の写真部門で、伊那西高校(伊那市)2年、蟹沢悠月さん(17)の作品「霜の穴」が、最優秀賞3点のうちの1点(文化庁長官賞)を受賞した。曇ったガラス越しに愛猫を撮影した作品で、309点の中から選ばれた。同高校写真クラブからの最優秀賞受賞は3年連続の快挙。新聞部門でも長野高校(長野市)が最優秀賞5校の1校に選ばれた。

 蟹沢さんの受賞作品は今年1月の第18回長野県高写連フォトコンテスト(信濃毎日新聞社、県写真連盟共催)の審査でも特選に選ばれている。

 同コンテストに向け、昨年11月ごろ、寒暖差で曇った自宅のガラスにたまたま鼻をつけていた飼い猫のしぐさに目を留めた。曇りを丸く拭き取り、猫が顔をのぞかせているよう兄に猫を支えてもらって撮影した。みやぎ総文写真部門では「意表をついた構成とユーモアがある」と評価された。

 「申し訳ないほど作品に(凝った)意図はなく、受賞を聞いた時は頭の中が真っ白でした」と蟹沢さん。将来は撮影関係の仕事を目指しており、「受賞を励みにしたい」と喜んでいる。

 一方、新聞部門では、昨年1年間に各高校が発行した新聞を対象に審査。長野高校の「長高新聞」は、満蒙(まんもう)開拓団特集や長野空襲の記録記事などが「力がある」とされ、「ブランケット版を毎月発行し続け、600号を超える希有な新聞」と評価された。

 同校新聞部部長で2年の高野篤郎さん(16)は「1年生の時に自分が書いた記事もあり、うれしい」と笑顔。来年、長野県で行われる全国高校総合文化祭「信州総文祭」では新聞部門の生徒実行委員長を務めることになっており、「信州の良さをしっかり発信したい」と話している。

(8月3日)

長野県のニュース(8月3日)