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御嶽山 思い込め合掌 松本山雅後援会が登山

「女人堂」近くで山頂方向に手を合わせる参加者たち「女人堂」近くで山頂方向に手を合わせる参加者たち
 2014年の御嶽山噴火以降、観光客が戻りきらない木曽地方を応援しようと、サッカーJ2松本山雅を支援する山雅後援会が呼び掛けた御嶽山登山が2日あった。後援会やサポーター、運営会社のスタッフら22人が、木曽郡木曽町の黒沢口登山道を二ノ池近くまで登った。犠牲者の中にはサポーターもいて、追悼の思いも込めた。

 御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅近くで黙とうした後、出発。ガスが立ち込め山頂付近はわずかの間しか見えなかったが、一行は、8合目の山小屋「女人堂」近くや二ノ池近くでも山頂に向かって合掌や黙とうをした。

 入山できる範囲の登山道には火山灰はほとんど残っておらず、運営会社の片山真人さん(33)は「景色もよく登山が楽しめた。多くの人が訪れてくれるといい」。サポーターで犠牲になった人の遺族とも連絡を取り合っているといい、「犠牲になった方々の冥福も祈った」と話した。

 父親と参加した木曽町福島小6年の桜井柊平君(11)は「初めて登って疲れたけれど気持ちよかった」。山雅後援会副理事長の窪田浩明さん(55)=松本市=は「思いのほか火山灰は残っていなかった。きょう見た様子を発信し、人が木曽に戻ってくる手伝いをしたい」と話していた。

(8月3日)

長野県のニュース(8月3日)