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早朝に大地震の想定 県が抜き打ち参集訓練

テレビ会議システムで県南信州地域振興局の担当者と情報交換した県の非常参集訓練=3日午前6時50分、県庁テレビ会議システムで県南信州地域振興局の担当者と情報交換した県の非常参集訓練=3日午前6時50分、県庁
 県は3日朝、勤務時間外の大規模地震発生を想定した、県職員の非常参集訓練を長野市の県庁で行った。県庁の災害対策本部と、震源地に近い県地域振興局の災害対策本部地方部をテレビ会議システムでつないで情報を収集し、災害時の初動態勢などを確認した。

 訓練は午前5時45分、県南部を震源とする地震が起き、下伊那郡阿南町や同郡天龍村で震度6弱を観測した―と想定。抜き打ちで県庁各部局の緊急時の担当者ら529人に電子メールなどで連絡した。

 同6時50分ごろ、テレビ会議システムによる情報交換を開始。県南信州地域振興局(飯田市)の担当者が停電や道路損傷などの情報を報告した。県庁の災害対策本部に集まってきた職員は、情報収集や物資調整など担当ごとに対応を検討した。

 地震発生時から2時間後の対象職員の登庁率は87%。昨年の訓練では89・4%だった。今回の訓練後の講評で、池田秀幸・危機管理部長は「初動対応の遅れは復旧、復興の遅れにつながる」と述べ、訓練を重ねることが重要だとした。

(8月3日)

長野県のニュース(8月3日)