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イタリア「菅平で事前キャンプ」意向 W杯ラグビー

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会に出場するイタリアチームが、大会期間前に調整する「事前キャンプ」を上田市菅平高原で行いたいとの意向を市側に伝えていることが4日、分かった。市は受け入れに向けイタリアラグビー連盟と費用負担面などで交渉しており、近く内定する見通し。

 アジア初開催の日本大会は19年9月20日〜11月2日の44日間、東京や札幌市、福岡市など全国12会場で開催。1次リーグA組の日本に対し、イタリアは、前回優勝したニュージーランド、南アフリカと同じB組。

 大会組織委員会によると、9月10日ごろから大会期間にかけて使用される「公認キャンプ地」には、37都道府県の90自治体が応募。上田市は菅平高原を候補地として県内で唯一申請した。組織委主導で今夏以降候補地が選ばれ、来春以降正式に決まる。

 一方で市は今年5月、公認キャンプとは別に、組織委が原則誘致に関与しない9月10日以前の「事前キャンプ地」誘致に乗り出した。市によると、7月中旬にイタリア連盟から「諸条件が合えば菅平で事前キャンプを行いたい」との意向を伝えられた。イタリアチームの交通費、滞在費などの条件を巡り市側の負担も見込まれることから、月内に市議会と対応を協議する。

 市は、事前キャンプの期間について「1週間程度は行われる可能性がある」と説明。市菅平高原キャンプ地誘致委員会の縵沢(ぬたざわ)剛史会長(菅平高原観光協会長)は「事前キャンプが決まれば公認キャンプ地への期待も膨らむ」と話している。

(8月5日)

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