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ネットに殺人予告の「松本ぼんぼん」 16連が参加取りやめ

県警による厳重警備の中で行われた松本ぼんぼん=5日夜、松本市県警による厳重警備の中で行われた松本ぼんぼん=5日夜、松本市
 インターネットの掲示板に殺人予告の書き込みがあった夏祭り「松本ぼんぼん」は5日、松本市中心市街地で予定通りに行われた。松本商工会議所や市などでつくる実行委員会は「警備に万全を期す」として実施したが、実行委によると、参加予定の261連のうち保育園や小学校などの16連が参加を取りやめた。他にも複数が参加を見合わせたとみられる。

 午後5時すぎ、「厳重な警備の上、実行します」とのアナウンスが流れ、同6時前に踊りが始まった。歩行者天国となった中心市街地は警察官らがパトロールし、周辺に警察車両と警察官を配置した。

 所属連が参加を取りやめた同市梓川の宮島美穂さん(44)は長男(4)と見物に訪れ、「家族で楽しみにしていたので見に来た。踊りに参加できず残念」。同市寿小6年生有志や保護者の連は、当初200人ほどの予定が半数ほどの参加に。保護者の上野美帆さん(44)は「ぼんぼん自体が中止にならなくて良かった」と話した。

 松本市の企業は社員約90人の連で参加予定だったが「万が一を考慮して」取りやめた。担当者は「会社としても1年に1度の行事として定着していたのに…」と困惑しつつ、「皆で『また来年以降も参加しよう』と言っている」と気を取り直していた。

 松本商工会議所の井上保会頭は「粛々と進めることができた。無事に終えることができて安心している」とした。

 書き込みがあったのは甲信越地方の話題を取り上げた掲示板。4日午後0時55分ごろから「加藤智大2号」の名前で「出来れば10人位を目標に死なせていきます」などと複数回の書き込みがあった。

(8月6日)

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