長野県のニュース

諏訪湖のヒシ除去 環境を学ぶフェスに100人

諏訪湖のヒシを引き抜く「アクア・ソーシャル・フェス」の参加者諏訪湖のヒシを引き抜く「アクア・ソーシャル・フェス」の参加者
 諏訪湖の自然環境への理解を深める催し「アクア・ソーシャル・フェス2017」(信濃毎日新聞社主催、諏訪市共催)が5日、諏訪市で開かれた。県内外から一般応募者100人余が集まり、湖の沿岸に広がる浮葉植物ヒシを取り除く作業をした。

 作業に先立ち、諏訪湖漁協(諏訪市)組合長の武居薫さん(66)が諏訪湖の環境について説明。5月ごろから湖面に広がるヒシが太陽光を遮るため、水中の植物が生育できず、魚やエビなどの生活の場が奪われている―とした。諏訪湖周の住民有志でつくる「諏訪湖浄化推進『和限』」の中村義幸代表(61)は除去したヒシで堆肥を作り、有効活用していることを説明した。

 参加者は2〜4人ずつ舟に乗り、身を乗り出してヒシの茎を手で引っ張った。初めて参加した諏訪郡富士見町の主婦有賀たけみさん(82)は「根に泥が絡み付いて重い」と苦労しつつ、水中で泥を振り落としながらヒシを舟へ引き上げていた。この日は全体で約8トンのヒシを取り除いた。

 フェスは6年目で、トヨタ自動車が全国の地方紙と連携し、環境保全活動の一環で行っている。

(8月6日)

長野県のニュース(8月6日)