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野尻湖一周、老若男女そろって遠泳 信濃町で110人完泳

澄んだ湖面を隊列を組んで泳ぐ参加者たち澄んだ湖面を隊列を組んで泳ぐ参加者たち
 長野県上水内郡信濃町の野尻湖で6日、伝統の「野尻湖一周遠泳大会」が開かれた。1927(昭和2)年から続き、91回目。速さを競わず、参加者全員の完泳を目標としており、快晴の下、県内外の9歳〜80歳が隊列を組んで約10キロ泳ぎ、112人のうち110人が最後まで泳ぎ切った。

 野尻湖游泳(ゆうえい)協会(小坂壮太郎会長)が主催。小坂会長は開会式で「野尻湖の美しい自然を堪能しながら戻ってきてほしい」とあいさつ。参加者たちは準備運動を終えると、午前9時すぎに湖の中に入り、ゆっくりと泳ぎ始めた。近くの桟橋から家族らが「いってらっしゃい」と声援を送り、手を振り返す参加者も。4列に分かれて湖面を進み、昼食休憩を挟んで約5時間かけて泳いだ。

 参加者で最年長の東京都千代田区の津田弘さん(80)は27回目の出場。「野尻湖は天気がいいと波が静かで気持ちいい。90歳まで出続けたい」。信濃町の会社員丸山英恵さん(31)は小学生のときに初出場し、今回で11回目。「水は冷たかったけれど、みんなで一緒に泳ぐのは楽しい。地元の誇れるイベントだと思う」と話した。

(8月7日)

長野県のニュース(8月7日)