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人形劇フェスタの顔 地元作品 飯田 来年のポスター

デザインが採用されたポスターを持つ杉本さん。「大人も子どもも楽しめるのが人形劇」デザインが採用されたポスターを持つ杉本さん。「大人も子どもも楽しめるのが人形劇」
 6日閉幕した国内最大規模の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ」の実行委員会(飯田市)が、来年のポスターと参加証ワッペンの絵柄を発表した。前身の「人形劇カーニバル飯田」から数えて40年目となり、世界人形劇フェスティバルも併催する節目のフェスタ。県内外から集まった47点のデザイン案から、飯田市のグラフィックデザイナー杉本章弘さん(41)と長女和香奈(わかな)ちゃん(5)が共同制作した作品を選んだ。

 「フェスタの未来」をテーマに、絵を描くのが好きな和香奈ちゃんが楽しげな雰囲気の動物や人形、人間の線画を描き、杉本さんがグラフィックにした。併催の世界人形劇フェスティバルの文字を目立たせ、背景の和香奈ちゃんの絵にはあえて色を付けず、見た人に好きな色を想像してほしい―と考えたという。

 杉本さんは10年ほど前からポスターとワッペンのデザイン公募に挑戦してきたが、選ばれたのは初めて。フェスタ実行委員も務める杉本さんにとって人形劇は「子どもも大人も楽しめるもの」。大人にもアピールできる作品作りを心掛けてきたという。

 実行委によると、杉本さんの作品は、明るくてきらきらした印象を与える、将来のフェスタを支えてくれる子どもの絵が未来を感じさせる―などと評価された。

 0歳児でも楽しめるフェスタを通じて和香奈ちゃんも人形劇に親しんできたといい、「このままずっと人形劇を好きでいてほしい」と杉本さん。ポスターで「すべての人にとって人形劇が魅力的なものであることを伝えたい」と話している。

 来年の「世界人形劇フェスティバルいいだ人形劇フェスタ2018」は8月3〜12日に開かれる。

(8月8日)

長野県のニュース(8月8日)