長野県のニュース

文芸部門の高校生60人交流 信州総文祭 佐久でプレ大会

軽井沢町の堀辰雄文学記念館で説明を聞く生徒たち軽井沢町の堀辰雄文学記念館で説明を聞く生徒たち
 来年8月に県内で初めて開く全国高校総合文化祭「信州総文祭」までいよいよ1年となった7日、信州総文祭文芸部門のプレ大会が佐久市の佐久平交流センターで2日間の日程で始まった。県内12校約60人の生徒らが東北信地方ゆかりの文学施設や名所などを巡り、交流した。

 同センターで開いたプレ大会開会式では、文芸部門生徒実行委員長で長野高校(長野市)2年の渋谷佑果さん(17)が「みんなで素晴らしい総文祭にしたい。今後の創作にも生かせる有意義な2日間にしよう」とあいさつ。4班に分かれて4市町の6施設に向かった。

 東信地方の班は、小諸市立藤村記念館や北佐久郡軽井沢町の堀辰雄文学記念館などを訪問。同館では土屋公志(まさし)館長(52)から当時としては豪華だった堀の自宅の造りや幅広い交遊についても聞き、生徒たちは「堀辰雄はどんな暮らしぶりだったんですか」などと熱心に質問していた。

 8日は、松本市の作家小嶋陽太郎さんの講演を聞き、散文、詩、俳句、短歌、文芸部誌の5部門に分かれ、作家や教師の指導で創作と発表を行う。上田高校(上田市)1年の木内佳奈さん(15)は「信州総文祭に来る人に、信州の豊かな自然とそこで生まれた文学の魅力を伝え、創作意欲を刺激できるよう、しっかり準備したい」と来年を見据えていた。

 信州総文祭は来年8月7〜11日。文芸部門は佐久平交流センターを主会場に開く。

(8月8日)

長野県のニュース(8月8日)