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松本の「平和行政」発信 「平和首長会議」長崎で開幕

平和首長会議総会のブースで松本市の取り組みを紹介する市平和推進課職員(左)=8日、長崎市平和首長会議総会のブースで松本市の取り組みを紹介する市平和推進課職員(左)=8日、長崎市
 核兵器のない世界の実現に向けて世界の都市が連携する非政府組織(NGO)「平和首長会議」の総会が8日、長崎市で開幕した。平和推進課を設けて平和行政を進める松本市が、取り組みを発信するブースを会場に初めて設置。市平和都市宣言の内容や平和を考える学生組織「松本ユース平和ネットワーク」の活動、市内の戦争遺跡などをパネルで紹介しており、総会に参加する国内外の首長や自治体関係者らが見学している。

 会場の長崎大には、松本市の他、兵庫県姫路市、ドイツ・ハノーバー市、メキシコ市など希望した15の都市やNGOが出展。松本市のブースには、戦争体験者の証言を集めた冊子、2011年に市内で開いた国連軍縮会議を記念したタペストリー、市民が平和を祈って作った折り鶴などが並ぶ。

 総会にボランティアとして参加している長崎純心大3年の小野佐也加さん(20)は、松本ユース平和ネットワークの活動に関する展示に注目。「若者が平和について考えているのがすごい。被爆地だけでなく、各地で平和の大切さを発信する動きが広がってほしい」と期待した。

 会場にはルーレットなど遊びの趣向を取り入れたブースもあり、松本市のブースで説明役を務める市平和推進課の飯森健一さん(32)は「他の自治体のブースを見るのも参考になる」と話した。

 総会(10日まで)には県内から、松本市の菅谷昭市長、上田市の母袋創一市長、安曇野市の宮沢宗弘市長が出席する。

(8月9日)

長野県のニュース(8月9日)