長野県のニュース

県職員妻、数百万円詐取か 公文書悪用 県警、立件視野

 長野市内の小学校に子どもを通わせている40代の女が、保護者仲間に「生活に困っている人を支援する県の制度がある」などとうそを言い、複数から数百万円をだまし取った疑いがあることが8日、関係者への取材で分かった。女は県職員の妻で、県の公文書を改ざんして作った架空の書類を示して信じ込ませていたとみられる。県警は詐欺容疑などでの立件を視野に捜査している。

 関係者によると、女は子どもの同級生の母親に「金を預ければ利息が付いて戻ってくる」などと持ち掛け、金を集めていたという。被害者の中には病気を患って生活に困っている人もおり、一部が警察や県に相談して発覚した。

 「夫が県職員なので制度を知っている」などと話していたほか、夫を通じて入手したとみられる県の公文書を悪用。改ざんした書類を見せて実際に制度があるかのように装っていたという。

 県人事課は取材に、被害者からの問い合わせで問題を把握していることは認めた上で、「警察に相談しているところなのでコメントできることはない」としている。

(8月9日)

長野県のニュース(8月9日)