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俳句甲子園へ 「1勝つかむ」 屋代高

俳句甲子園に向け、質疑応答の作戦を練る生徒たち俳句甲子園に向け、質疑応答の作戦を練る生徒たち
 屋代高校(千曲市)文学班が、松山市で19、20日に開かれる高校生の俳句の全国大会「第20回俳句甲子園」に初出場する。チーム対抗で俳句を詠み、その出来栄えと質疑応答の的確さで優劣を競う俳句甲子園。まずは予選突破を目標に、生徒たちは質疑応答が勝敗の鍵を握るとみて対策を練っている。

 県予選は6月に長野市で開き、屋代の2チームと長野清泉女学院、松本第一の4チームが出場。決勝は屋代同士だった。全国大会には2、3年生の選手5人と、1、3年生の補欠2人で挑む。4年目の挑戦で手にした県代表だ。

 40校が出場する全国大会はまず4校ずつで総当たり戦の予選リーグを行う。「百合」「髪洗う」「西日」のお題で既に選手5人はそれぞれ1句ずつ大会事務局に提出している。当日は対戦する3校とそれぞれ、1句につき3分間の質疑応答を交互に行い、句の創作力に加え、質疑を通じた相手の句への鑑賞力が評価される。

 質疑応答は、句の創作者が作品に込めた思いをメンバーで共有しておく必要がある。生徒たちは夏休み中も学校に集まって想定問答を繰り返し、「この部分は動作ではなく心情を表している」などと、各句の狙いや使っている言葉の意味を吟味している。

 班長の3年坂野萌恵(もえ)さん(17)は「質疑で自分たちの句をいかに良く見せられるかが大事。屋代高が出場常連校になる第一歩として、まず1勝をつかみたい」と話した。

(8月9日)

長野県のニュース(8月9日)