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諏訪湖のワカサギ回復順調 お盆向け漁解禁

水揚げしたばかりのワカサギを計量する漁協職員たち=11日午前7時45分、諏訪市水揚げしたばかりのワカサギを計量する漁協職員たち=11日午前7時45分、諏訪市
 諏訪湖漁協(諏訪市)は11日、ワカサギの投網漁を2日間限定で解禁した。諏訪地方でお盆に需要が高まるため。昨年は7月末にワカサギが大量死したため実施せず、2年ぶり。初日は2015年同時期1日分の1・5倍に当たる約155キロが水揚げされ、体長も7、8センチと例年より大きめだった。漁協幹部は順調な回復ぶりに安心していた。

 投網は11、12日の午前3〜6時だけ解禁。11日は漁師18人が湖に出た。ワカサギが諏訪市の諏訪湖漁協漁業センターに届くと、待ちわびた地元の川魚店が次々に引き取った。主に唐揚げと甘露煮に加工して販売するという。

 漁協は昨年の大量死を受け、例年9月から翌年1月の組合員によるワカサギ漁を初めてほぼ休漁とした。今春はほとんど採卵できず、ほかの湖沼から卵を調達した。武居薫組合長(66)は、餌の動物プランクトンが多く、成長が進んだとみている。

 漁協は12日の漁や8月下旬に予定する定点調査の結果を踏まえ、今秋からのワカサギ漁について検討する。武居組合長は「この調子が続けば、例年通りになるのではないか」と見通した。

(8月12日)

長野県のニュース(8月12日)