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親子で学ぶ松代地下壕の歴史 夏休み見学会

ボランティアガイド(右)から松代大本営地下壕の説明を受ける親子ら=12日、長野市松代町西条ボランティアガイド(右)から松代大本営地下壕の説明を受ける親子ら=12日、長野市松代町西条
 長野市の松代大本営地下壕(ごう)で12日、ボランティアの案内で夏休み中の親子らが内部を巡る見学会があった。参加者は薄暗い地下壕を歩き、秘密裏に進められた国の中枢機関の松代への移転計画を学んだ。

 地下壕の保存・活用に取り組むNPO法人「松代大本営平和祈念館」(長野市)が毎年、終戦記念日の15日近くに開いている。NPO会員が、掘削方法や作業員がわらを布団代わりにして寝ていたなどの実態を説明。「朝鮮半島からの強制連行もあったと言われているが、資料が処分されてしまい人数は分かっていない」と語った。

 祖父、父親らと訪れた中学1年の高橋力也さん(12)=埼玉県川越市=は「教科書では分からない歴史が分かった。これから自分でも調べてみたい」。祖父の杉原正義さん(69)は「憲法問題などを考える上で、戦争の歴史をしっかり考えたいと思って来た。孫もしっかりと学んだ上で、判断してほしい」と話した。

(8月13日)

長野県のニュース(8月13日)