長野県のニュース

北アルプスや八ケ岳で遭難相次ぐ

 北アルプスや八ケ岳連峰で12日、滑落などの遭難が相次いだ。

 午前8時20分ごろ、北ア鹿島槍ケ岳の登山道で兵庫県加古川市の男性会社員(31)が滑落した。大町署によると、ひさし状の岩壁から転落。天候不良で捜索できず、13日朝に捜索を始める予定。男性は3人パーティーで、近くの登山者が110番通報した。

 午後4時40分ごろ、八ケ岳連峰・立場川本谷で沢登りをしていた埼玉県坂戸市の無職男性(66)が滑落した―と同行者から110番通報があった。茅野署によると、50メートルほど滑落したとみられ、見つかっていない。同行者2人は近くでビバーク(露営)している。同署は13日朝から捜索する。

 北ア奥穂高岳では、東京都青梅市の男性(56)が滑落し、左手小指を骨折。北穂高岳では、相模原市の男性(54)が落石で頭にけがを負い、槍ケ岳では、千葉県市川市の男性(69)が低血糖で倒れたが、命に別条はないもよう。

 槍ケ岳の東鎌尾根付近で11日に動けなくなり、ビバークしていた男女は県警ヘリで救助された。

 一方、12日午前11時ごろ、富山市有峰の北アを流れる黒部川の上ノ廊下付近(標高1480メートル)で、沢登りをしていた福島市南沢又明神北、無職佐藤直寿さん(62)が足を滑らせた。富山県警ヘリが救助したが、搬送先で死亡が確認された。富山県立山町の北ア剣岳の雪渓では11日午後、大阪府豊中市東泉丘の無職山本茂さん(67)が滑落。県警が12日に救助したが、死亡が確認された。

(8月13日)

長野県のニュース(8月13日)