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バスの監査補完センター 県内で初の巡回指導

巡回指導でバス内を調べる指導員(右)=22日、松川村巡回指導でバス内を調べる指導員(右)=22日、松川村
 バス事業者を対象に、国の監査を補完する北陸信越貸切バス適正化センター(新潟市)が22日、県内で初の巡回指導をした。指導員2人が北安曇郡松川村のダイヤモンドバスを訪れ、約4時間かけて書類の確認や担当者の聞き取りを行い、法令に沿った適切な運行態勢が取れているかを調べた。

 昨年1月の軽井沢スキーバス転落事故を受けた、バス業界の安全対策の一環。指導員は営業所で車両の管理や乗務員の健康状態について聞いたほか、1・7キロ離れた駐車場にも出向き、乗務員名の表示板や車検のステッカーなども確認していた。

 ダイヤモンドバスは数日前から、直近約3カ月の必要書類を準備。専務の下総美和子さん(55)は「実質的な監査と捉えている。気が引き締まる」。センターの神田斉首席指導員(62)は「指導をきっかけに、安全意識をさらに高めてほしい」と話した。

 センターは改正道路運送法に基づき設置され、8月に巡回指導を開始。長野、新潟、富山、石川県のバス協会非加盟の事業者が運営する計134営業所が指導対象で、本年度は46営業所を巡回する予定という。

(8月23日)

長野県のニュース(8月23日)