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松本市教委、内規を廃止 松本城公園管理

松本城公園の使用許可の運用を定める内規の廃止が報告された松本市議会教育民生委員協議会=24日松本城公園の使用許可の運用を定める内規の廃止が報告された松本市議会教育民生委員協議会=24日
 松本市の松本城公園で2014年から開いてきた「ビアフェス信州クラフトビールフェスティバルin松本」を巡り、公園管理者の松本市教育委員会が開催の「自粛」を要請した問題で、市教委は24日、要請の根拠としていた公園管理の内規を廃止したと明らかにした。市教委は今後、市民の意見を踏まえて公園の保存と活用方法について検討し、新たな基準を明文化する方針。

 ビアフェスの実行委員会は今年の開催を中止しており、同日の市議会教育民生委員協議会の冒頭、赤羽郁夫教育長が「多くの皆さまに多大な心配、迷惑を掛けたことをおわび申し上げたい」と陳謝。その上で市教委側が廃止の経緯を説明した。

 市教委は3月に改正、4月から適用した内規について「適切な表現でなく誤解を生じさせた」と説明。17日に非公開で開いた教育委員協議会で廃止を決めたという。

 廃止した内規は「史跡松本城の品格にふさわしくないと判断する行為は認めない」などとする項目に「飲酒や酒類販売を伴うイベント」は「自粛を要請する」との項目を追加した。外堀や道路など城周辺の整備によって「適切な開催場所が確保されるまでの間は、これ以上規模が拡大しないよう」との前提が書かれていたが、市教委側に誤解があったほか、ビアフェスの実行委側にも「説明不足だった」とした。

 市教委は、史跡の在り方や観光、市民活用などについて議論する場を設け、公開する方針。矢久保学教育部長は取材に「いま一度スタートラインに立って論点を整理し、松本城公園をどう残し生かしていくのか、折り合いを考えていきたい」とした。

(8月25日)

長野県のニュース(8月25日)

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