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ラオスにそろばん教室 茅野のアイキューブ

アイキューブがラオスに開設する学習塾の教室イメージアイキューブがラオスに開設する学習塾の教室イメージ
 長野、山梨両県で学習塾「いずみ塾」など約60校を展開するアイキューブ(茅野市)は12月、ラオスの首都ビエンチャンに学習塾を開設する。海外教室の展開は2015年のベトナム(ホーチミン市)に続き、2カ国目。ベトナムでの生徒数、教室数の伸び具合から、隣国ラオスでも需要があると判断した。アジアでは日本式の教育への関心が高いとみており、両国以外への展開も視野に入れている。

 ビエンチャンには、いずみ塾ブランドで学習塾を開設し、県内などでも主力コースの一つになっている「速算そろばん教室」を用意する。対象年齢はベトナムと同様に5〜12歳。

 現地で教育事業を手掛けるラオス人男性とフランチャイズ契約を結ぶ。アイキューブの基本的な設計図を基に男性が教室を建設。同社は現地スタッフにそろばん指導の研修を実施するほか、運営、指導両面で継続的にサポートする。

 同社はベトナムに現地法人を設立し、ノウハウがあるそろばん指導で進出。少子化に伴う日本国内市場の縮小を見込んで海外展開に乗り出した。現在は3校を運営し、指導コースも「日本語」「読書」「理科実験」を加えた4コースに増やした。

 同社は、アジアでは暗算能力や思考力を鍛えるためにそろばんが重視されていると説明。日本の教育方法への信頼も厚く、ベトナムの生徒数は増加を続けて現在約500人という。

 同社は学習塾の需要調査のため、他のアジア諸国の視察も重ねている。広報担当者は「ラオスでも教室運営が軌道に乗り、教室数が増えるようサポートする。引き続きアジアでの需要を見極めながら、他国への進出も視野に入れたい」としている。

 アイキューブは1977(昭和52)年創業で、17年5月期の売上高は14億200万円。

(8月26日)

長野県のニュース(8月26日)