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岡谷技専 充実・発展を 諏訪地方首長ら県に要望

岡谷技専の継続と発展を求める要望書を土屋部長(左端)に手渡した岡谷市の今井市長(左から2人目)岡谷技専の継続と発展を求める要望書を土屋部長(左端)に手渡した岡谷市の今井市長(左から2人目)
 諏訪地方6市町村の首長と商工会議所会頭らは25日、県庁に土屋智則産業労働部長を訪ね、県岡谷技術専門校(岡谷市)の充実と発展を求める阿部守一知事宛ての要望書を提出した。県の2016年度の包括外部監査は、県に対し同校を含む県内6カ所の技術専門校(技専)の再編・統廃合を検討するよう提言。これに対し諏訪地方の関係者は、同校が「製造業集積地の地域で必要不可欠な存在」と訴えた。

 岡谷技専は1938(昭和13)年に開校した県内初の技能養成所。1年制の「ものづくり技術科」といった各課程・講座で延べ約7千人が機械加工などを修得している。

 6市町村長の連名の要望書では、人材育成と技術の伝承のため、ものづくり技術科の継続を求める一方、訓練環境の改善が必要だと指摘した。

 諏訪地方の6商議所・商工会も同時に要望書を提出。中小企業の人手不足が深刻化する中で「岡谷技専の果たす使命は大きい」とし、高度な人材育成に向けて訓練内容の見直しや、技専の認知度を上げる取り組みを県に求めた。

 今井竜五・岡谷市長から要望書を受け取った土屋部長は、産業を支える人づくりを軸に「技専のこれからを考える」と説明。定員充足率の低さを挙げて「抜本的なカリキュラム見直しも考えていく」と述べた。

(8月26日)

長野県のニュース(8月26日)