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小澤さん 躍る旋律 今フェス初の公演指揮 OMF

今夏のOMF公演で初めて指揮台に上がり、サイトウ・キネン・オーケストラを鼓舞する小澤征爾総監督=25日、松本市のキッセイ文化ホール今夏のOMF公演で初めて指揮台に上がり、サイトウ・キネン・オーケストラを鼓舞する小澤征爾総監督=25日、松本市のキッセイ文化ホール
 松本市で開催中の音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」で小澤征爾総監督(81)がサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を指揮する公演が25日夜、キッセイ文化ホール(県松本文化会館)で開かれた。小澤さんは、躍動的にベートーベンのレオノーレ序曲第3番を指揮。音楽が高まる場面では宙を仰いで伸びやかな旋律を引き出した。

 小澤さんが今夏のOMF公演で指揮するのは初めて。椅子から立ち上がってSKOを鼓舞した。終曲後は会場の約2千人が歓声を上げ、小澤さんは笑顔で応えた。

 続く6曲を、世界的な歌手で指揮者のナタリー・シュトゥッツマンさんが指揮した。メインとなるドボルザークの交響曲第7番では、体を大きく使った指揮にSKOが叙情的な旋律を響かせた。

 松本市の会社員小松千栄美さんは「研ぎ澄まされた演奏に一流を感じた」、母親の幸子さん(85)も「小澤さんはいつまでも努力されていると思う。素晴らしい演奏が聴けた」と話していた。27日にも同じ公演がある。

(8月26日)

長野県のニュース(8月26日)