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夏の「スパイラル」 MTBなど爽快に滑走

五輪マークが掲げられたコース最上部。自転車の参加者たちは思い思いのスタイルで走り出した五輪マークが掲げられたコース最上部。自転車の参加者たちは思い思いのスタイルで走り出した
 長野市のボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」で26日、製氷していないコースをマウンテンバイク(MTB)やインラインスケートなどの愛好者が走るイベントが開かれた。7月下旬にスパイラルをCM撮影で利用した日産自動車が主催し、市が協力。県内外から参加した約150人が、曲がりくねったコースを駆け下った。

 最初にプロ選手が、傾いたコースを自転車などで安全に走るための注意点を助言。その後、ヘルメットなどの保護具を身に着けた参加者たちは、MTBやスケートボードなどの種目ごとにコースに入り、ゴール近くに設けた長さ約100メートルの区間で走りを楽しんだ。希望者はプロ選手とスタート地点まで上がり、長さ約1700メートルの全コースを下ることもできた。

 インラインスケートで走った神戸市の会社員村田紀子さん(49)は「美しい自然の中、普段走れないような場所を走り、気持ちよかった」と笑顔を見せていた。

 この他、スタート地点からゴール地点までのコース内を歩くイベントも。参加した長野市の男性(62)は、市が2018年度から製氷を休止し、そり競技用には使わない方針を示していることに触れ、「そり競技ができなくなるのは残念。市や競技団体はこうした夏場の利用方法などをもっと考えてほしい」。

 この日は加藤久雄市長も会場を訪れ、「このような利用ができるとは思わなかった。今後、安全管理に配慮しながら、企業などに利用を呼び掛けることも検討していきたい」と話した。

(8月27日)

長野県のニュース(8月27日)