長野県のニュース

北アで遭難相次ぐ 1人心肺停止 4人けが

 8月最後の日曜日で好天となった27日、北アルプスでは遭難が相次ぎ、1人が心肺停止、4人が骨折などのけがをした。このうち3人が県警ヘリコプターで病院に運ばれた。

 午前11時50分ごろには針ノ木岳の針ノ木雪渓上部を登山中だった大阪府箕面市の無職武松茂弘さん(77)が倒れ、山岳救助隊員が現地で心肺停止を確認した。大町署によると、武松さんは27日に仲間と2人で入山。標高2400メートル付近の登山道で倒れ、仲間が近くの山小屋を通じて通報した。28日早朝から天候を見ながら県警ヘリで救助する予定。

 午後0時15分ごろには、奥穂高岳に向けて登山中だった茨城県古河市の男性会社員(63)が登山道ザイテングラート付近(標高約2600メートル)で足を滑らせて転倒。左腕を骨折し、県警ヘリで松本市内の病院に搬送された。

 常念岳の一ノ沢登山道では下山中だった福島県本宮市の女性(69)が木の根につまずいて転倒。左脚を骨折したもようで動けなくなり、山岳救助隊員らが救助した。

 烏帽子岳では13人パーティーで七倉登山口から入山した福井市の女性(69)がつまずいて転倒。大町署によると、右膝を打撲する軽傷のもよう。女性は県警ヘリで救助され、北安曇郡内の病院に搬送された。

 前穂高岳から上高地に向けて下山中だった長野市の男性会社員(54)は、重太郎新道の標高2300メートル付近で足を滑らせて滑落し、背中を打撲。県警ヘリで松本市内の病院に運ばれた。

(8月28日)

長野県のニュース(8月28日)