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夏も味わって 売木の特産、アイスかりんとうまんじゅう

「ちょっと溶かして軟らかくなったのを食べるのがお薦め」と話す後藤さん「ちょっと溶かして軟らかくなったのを食べるのがお薦め」と話す後藤さん
 長野県下伊那郡売木村が、特産のタカキビを使ったまんじゅうを油で揚げ、凍らせた「アイスかりんとうまんじゅう」を製造、販売している。4年前に村地域おこし協力隊員が復活させたまんじゅうの生産を軌道に乗せ、原材料の生産拡大につなげたいと、担当者らが夏でも味わってもらえるよう工夫した。

 まんじゅうは小豆あんを村産の米粉とタカキビでできた皮で包んだ菓子で、1998年に有志が特産品として開発。5年ほどで製造が途絶えていたのを、2013年に地域おこし協力隊員だった村観光課の能見奈津子さん(33)が復活。昨年には揚げた「かりんとうまんじゅう」も商品化した。

 復活1年目に約1万個だった販売数が昨年は約3万個まで伸びるなど評判は上々。ただ、まだ採算は取れていないといい、さらなる消費拡大にとアイスかりんとうまんじゅうを考案した。

 かりっとした皮や、しゃりしゃりした冷たいあんこの食感が楽しめることから、委託販売している大橋商店店主の後藤勝弘さん(79)は「1人で10個買っていく人もいるんですよ」と手応えを語る。能見さんも「タカキビを使った特産品をもっと増やしていきたい」と意気込んでいる。

 アイスかりんとうまんじゅうは1個130円。村内の大橋商店、温泉宿「遊星館」、村観光施設「うるぎふるさと館」で販売している。

(8月29日)

長野県のニュース(8月29日)