長野県のニュース

県内ほぼ全国平均並み 17年度全国学力テスト結果

 文部科学省は28日、小学6年と中学3年の全員を対象に4月に実施した2017年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。公立校の都道府県別平均正答数を過去と比べると、地域差縮小が進み下位層の底上げ傾向が続いていると説明。初公表の政令指定都市は多くが全国平均を上回った。一方、知識活用問題は依然苦手とされた。児童生徒アンケートでは部活動時間や主体的な学びへの意識を尋ね、学力との関係を分析した。

 文科省は、年度ごとの全国平均正答数を100と換算し、都道府県の上位層と下位層の平均正答数の差を比較。中3の数学Bでは08年度に6ポイントあったが17年度は4ポイントになり、小6の国語Aでは13年度に5ポイント以上あった差が3・7ポイントに縮まった。

 長野県の平均正答率は、テスト実施日に参加した公立小中学校計551校(約3万5700人)から算出した。

 整数値での比較で、小学校は国語A(平均正答率75%)と算数B(同46%)が全国平均と同じで、国語B(同57%)と算数A(同78%)がともに全国平均より1ポイント低かった。中学校は国語A(同78%)が全国平均より1ポイント高く、国語B(同72%)と数学B(同48%)がともに全国平均と同じで、数学A(同64%)は全国平均より1ポイント低かった。

 県内では特に中学校で、B問題の平均正答率が全国に比べて低い傾向があったが、本年度は小学校の国語Bを除いて全国平均と同等だった。

 県教委は「小中ともおおむね全国平均並み。今後、設問ごとの解答状況などを詳細に分析し、来年度以降の施策立案に生かす」としている。

(8月29日)

長野県のニュース(8月29日)