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奥原V「勇気もらった」 故郷大町 後輩ら喜び

大町市役所に掲げられた奥原選手の優勝を祝う懸垂幕。市職員らが万歳して喜んだ=28日、午後1時33分大町市役所に掲げられた奥原選手の優勝を祝う懸垂幕。市職員らが万歳して喜んだ=28日、午後1時33分
 英国のグラスゴーで開かれたバドミントン世界選手権女子シングルスで優勝した奥原希望選手(22)の故郷、大町市は28日午後、市内十数カ所に優勝を祝う懸垂幕や横断幕を掲げた。市役所では職員ら約70人が世界一をたたえた。奥原選手の母校でバドミントンをする後輩らにも喜びの声が広がった。

 金メダルおめでとう―。縦10メートル、横1メートルの懸垂幕が市役所に掲げられると、集まった人たちから大きな拍手と万歳三唱が起こった。牛越徹市長はあいさつで、「市民の勇気、地域の名誉につながっている。2020年の東京五輪に向け、これからも応援していきたい」と力を込めた。

 市職員や市のキャラクター「おおまぴょん」ら万歳をした中に、市バドミントン協会会長の降旗克己さん(57)の姿もあった。奥原選手が小学生時代に所属したクラブチーム「大町キッズ」の代表を務める。リオデジャネイロ五輪の準決勝で敗れたシンドゥ・プサルラ選手(インド)に雪辱した決勝戦を振り返り、「すごいラリーの連続で、粘り強い奥原選手らしいプレーだった」。

 クラブには小学生20人が在籍しており、「けがを乗り越えて勝ち進んでいく姿は、子どもたちの手本になる」と教え子の活躍を喜んでいた。

 母校の仁科台中学校の玄関にも、優勝を祝う横断幕が掲げられた。バドミントン特設部部長、2年赤沢凱円(かいえん)さん(14)は「接戦でも諦めないプレーに勇気をもらった。後輩として恥ずかしくないプレーがしたい」と刺激を受けた様子。部員は2年渋田見京太さん(13)と2人だけで、「奥原さんの活躍で後輩が増えてくれたらうれしい」とも期待していた。

 阿部守一知事は28日、「大きな感動と喜びを与えてくれた。東京五輪に向け、さらなる活躍に期待が膨らむ」とするコメントを出した。

(8月29日)

長野県のニュース(8月29日)