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「前に出る」磨く御嶽海 部屋稽古再開

秋場所に向け積極的に稽古する御嶽海=29日、東京都墨田区の出羽海部屋秋場所に向け積極的に稽古する御嶽海=29日、東京都墨田区の出羽海部屋
 大相撲東関脇の御嶽海(本名・大道久司、木曽郡上松町出身、出羽海部屋)が29日、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)に向け、部屋での稽古を再開した。西から東に番付を移し、2場所連続の関脇で臨む秋場所は、先場所以上に2桁勝利への意欲が高い。足の運びと体幹を中心に鍛え、前に出る自分の相撲を磨くつもりだ。

 稽古場に姿を見せると、四股を15分ほど踏み続けて汗をかいた。27日まで1カ月近く行われた夏巡業でも同じ内容で自己流稽古を始め、すり足や体幹トレーニングを加えた。「今場所は(白鵬と稀勢の里の2横綱を破った)先場所通りにはいかない。でも、当たって前に出る相撲を貫き、隙が出たら、つけ込めるはず」と再び殊勲を狙う。

 基本動作を終えると、幕下以下の兄弟子たちを相手に14番を連続で取った。夏巡業では稽古の土俵で相撲を取っていなかったこともあり、相手に与える圧力が「軽い」と振り返った。「体調は悪くなく、初日までに本場所の体の切れを戻したい」。31日から小結栃煌山、平幕上位の栃ノ心と碧山がいる春日野部屋との連合稽古で調整する。

 大関2場所目を迎える高安とは、夏巡業中に食事を共にする機会があった。「『大関に上がってこい。上がる時に上がらないと大変だから』と言われた」。今は大関昇進よりも地力を高めることを意識する御嶽海だが、三役以上の平成生まれは照ノ富士を含めて3人しかいないだけに、刺激を受けた様子だった。

(8月30日)

長野県のニュース(8月30日)