長野県のニュース

西藤「東京五輪 出場権を」 フェンシング世界「銀」報告

世界選手権の銀メダルを手に白鳥町長(手前)と談笑する西藤俊哉選手=30日午前8時半、箕輪町役場 世界選手権の銀メダルを手に白鳥町長(手前)と談笑する西藤俊哉選手=30日午前8時半、箕輪町役場 
 7月にドイツで行われたフェンシングの世界選手権男子フルーレ個人で銀メダルを獲得した上伊那郡箕輪町出身の西藤俊哉(さいとうとしや)選手(20)=法政大=が30日、同町役場を訪れ、白鳥政徳町長らに結果を報告した。西藤選手は「良い意味でプレッシャーがなく、程よく自分の中で集中できていた」と初出場での快挙を振り返り、2020年東京五輪に向けては「まずは出場権を獲得したい」と抱負を語った。

 西藤選手は世界選手権決勝トーナメントの2回戦以降、世界ランキング上位の選手を次々と破った。「今季は勝てていなかった相手もいたが、うまく対策を立てて臨めた」と分析。東京五輪に向けては「結果を残したことでマークされるようになる。(五輪予選までの)あと2年でコンスタントに結果を出せる実力を付けることが大事」とした。

 箕輪町は1978(昭和53)年のやまびこ国体でフェンシング会場となって以来、競技が盛んで、全国の若者が競う「全国カデ・エペ選手権大会」を毎秋に開催。町教委は県フェンシング協会の事務局になっている。協会長を務める白鳥町長は「協会ができて40年余。世界レベルの選手を輩出するのが悲願だった。どんどん期待が大きくなる」。同席した父親繁さん(48)は「本人が目指すのは五輪。自分の夢をつかみ取るべく努力してほしい」と激励した。

 西藤選手はこの日、続いて県庁も訪れ、阿部守一知事らにメダル獲得を報告した。

(8月30日)

長野県のニュース(8月30日)