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松本と台湾・高雄 交流の響き 子ども国際音楽会

高雄市の若者たちは台湾の伝統楽器の調べを披露した高雄市の若者たちは台湾の伝統楽器の調べを披露した
 松本市で開催中のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)に合わせて、同市と台湾・高雄市の若い世代が共演する「子ども国際音楽会」は3日、松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)で開かれた。両市が2015年に結んだ覚書に基づく交流で、互いの演奏を聴き合って親睦を深めた。

 高雄市からは学校内外のクラブなどで音楽を学ぶ小学生から高校生世代の27人が、二胡(にこ)や笙(しょう)などの伝統的な楽器で、台湾の風景を表現したという曲を優雅に演奏。フルートなどでアニメ音楽も披露した。

 松本市からは100人を超える小中学生が参加。市内に本部がある才能教育研究会の音楽教育法スズキ・メソードで学ぶ子どもたちがバイオリンを、開智小学校のブラスバンドが「オペラ座の怪人」などを元気よく奏でた。

 交響詩「ローマの松」を演奏した鎌田中吹奏楽部の野村聡一郎さん(14)=3年=は「台湾の音楽の雰囲気に圧倒された」と刺激を受けた様子。高雄市の芸術学校でバイオリンを学ぶ呉欣盈さん(17)も「日本の子どもたちの細やかな表現が勉強になった」と喜んでいた。

 高雄市の子どもたちはこの日、OMFのオペラ公演も鑑賞した。4日は松本市旭町中で交流し、7日に帰国する。

(9月4日)

長野県のニュース(9月4日)