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聴いて奏でて 音楽満喫 OMFに合わせ松本市内で催し

親子連れらが楽しんだ「しばふコンサート」。演奏に合わせて子どもたちが踊りだした=松本市のキッセイ文化ホール親子連れらが楽しんだ「しばふコンサート」。演奏に合わせて子どもたちが踊りだした=松本市のキッセイ文化ホール
 松本市で開催中のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)に合わせて音楽に親しむ催しが4日、市内で行われた。キッセイ文化ホール(県松本文化会館)では、小澤征爾音楽塾オーケストラのメンバーを招いた親子対象の「しばふコンサート」が開かれ、市あがたの森文化会館では、プロの助言を受けて信州大交響楽団の学生が演奏の変化を見せる「レクチャー・コンサート」が催された。

 しばふコンサートはキッセイ文化ホールの主催で親子ら約500人が集合。金管と打楽器の6人がアニメ映画の主題歌などを明るく奏でると、子どもたちは跳びはね、手拍子をして喜んだ。

 長女(1)と訪れた市内の竹内果奈さん(34)は「子連れではなかなか演奏会に行けないのでうれしい」。東筑摩郡朝日村の会社員横尾春樹さん(51)は「良い音楽を聴かせたいと思った」といい、長女晏慈(あんじ)ちゃん(3)は「トランペットがかっこいい」と早速楽器名を口にしていた。

 レクチャー・コンサートは信大人文学部とOMF実行委員会の主催で3年目。約70人が訪れた。コンサートに先立ち作曲家の西尾洋さんが、取り上げる楽曲、ドボルザークの「弦楽セレナード」について解説。信大交響楽団の有志13人が、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバー2人の指導で演奏を練り上げた。

 バイオリンの島田真千子さんは「弾く前から皆で一緒に呼吸をすることが大事」、チェロの工藤すみれさんも「技術ばかり気にせず、音のイメージを自分で考えて」と助言すると、学生の演奏が生き生きとした。東京から来たフェス常連の平井一嘉さん(56)は「音に命が入っていくのが分かった」と感激していた。

(9月5日)

長野県のニュース(9月5日)