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アサギマダラ、長旅に備え 八島ケ原湿原

蜜を求めてアザミの花の周りを舞うアサギマダラ=八島ケ原湿原蜜を求めてアザミの花の周りを舞うアサギマダラ=八島ケ原湿原
 秋の訪れとともに日本列島を南下するアサギマダラが、長野県諏訪市と下諏訪町にまたがる標高約1630メートルの八島ケ原湿原一帯で旅の準備をしている。遊歩道沿いに咲くアザミの花の周りでは、1匹がひらりひらり。1時間以上も蜜を吸い続け、これからの長旅に備えて栄養補給をしているかのようだった。

 アサギマダラは、濃い茶色地に青白い斑紋がある羽が特徴。春から初夏にかけて沖縄や九州から北上し、夏を本州の高原などで過ごすとされる。下諏訪町八島ビジターセンターあざみ館によると、同湿原では夏場に多く、9月いっぱいで姿を消す。

 「きれいな羽だね」「こっちに飛んで来ないかな」。散策する観光客は足を止め、写真に収めていた。同センター職員の増田祐子さん(30)は「湿原の南側にあるミズナラ林でよく姿を見かけるので探してみて」と話していた。

(9月6日)

長野県のニュース(9月6日)