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長野で東京五輪事前合宿 内定 デンマーク水泳連盟

デンマークが東京五輪の事前合宿などで使うことが内定したアクアウイングの50メートルプール=長野市吉田デンマークが東京五輪の事前合宿などで使うことが内定したアクアウイングの50メートルプール=長野市吉田
 長野市は6日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた事前合宿で、デンマーク水泳連盟が同市吉田の長野運動公園総合市民プール「アクアウイング」を使うことが内定したと明らかにした。デンマーク側からは、50メートルプールなどの施設面に加えて「十分なサポート」などの要望があり、市側は1998年長野冬季五輪などで海外選手らを受け入れてきた経験などをアピール。5日に内定の連絡を受けた。

 県スポーツコミッションによると、県内で東京五輪・パラリンピックの事前合宿受け入れが固まったのは初めて。

 市スポーツ課によると、デンマーク水泳連盟は、18年に東京で開くパンパシフィック選手権や、19年に韓国で、21年に福岡市でそれぞれ開く世界選手権の各事前合宿とともに、4年連続でアクアウイングを使う方針という。

 長野市はこれまで、水泳やサッカーの東京五輪・パラリンピックの事前合宿誘致に向け、アクアウイングと長野Uスタジアム(長野市篠ノ井東福寺)の設備や冷涼な気候、海外選手らの受け入れ経験のあるホテルなどを紹介する冊子を作り、強豪国の五輪委員会や競技団体に送付。デンマークも、その一つだった。

 市スポーツ課などによると、デンマーク水泳連盟はナショナルヘッドコーチが7月8日、市内を視察。アクアウイングでは、県水泳連盟の篠原邦彦理事長らが競技普及の拠点にしていることを伝えたほか、市側がホテルと施設の間の送迎や、休養時の観光案内などに対応できる態勢を説明。善光寺も訪ね、日本文化に親しめる環境があると知ってもらったという。

 今後、デンマーク側と受け入れ条件などを詰め、正式に協定を結ぶ。市は、東京五輪に合わせ選手らと交流する「ホストタウン」の相手国としても協定締結を目指す。

 東京五輪・パラリンピックに向けて県内では、佐久総合運動公園陸上競技場のある佐久市、漕艇場のある諏訪郡下諏訪町など、複数の市町村が事前合宿誘致を図っている。

(9月7日)

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