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競歩・荒井ら 県内合宿 志賀高原 世界陸上の収穫生かし

世界選手権を終え、志賀高原での合宿で再スタートした荒井広宙(右)と藤沢勇世界選手権を終え、志賀高原での合宿で再スタートした荒井広宙(右)と藤沢勇
 陸上の世界選手権(8月・ロンドン)に出場した競歩の日本代表らが下高井郡山ノ内町の志賀高原で合宿を行っている。男子50キロ競歩で日本勢過去最高の銀メダルを獲得した荒井広宙(自衛隊・中野実高―福井工大出)は「(リオデジャネイロ五輪銅と)連続してメダルを取りたいと思っていた。目標を達成できた」と納得の表情を見せた。

 レースは優勝したディニ(フランス)が序盤に飛びだしたが、2位集団を引っ張った荒井は「リオ五輪は前の選手に付いていくことで精いっぱいだったが、(2位集団の)主導権を握れた」といい、ゴール後も「力を全て使い果たしたリオ五輪と違って余力があった。成長できている」と手応えを口にした。

 一方、後輩の小林快(ビックカメラ)が銅メダルを獲得するなど若手も力をつけている。「僕も負けたくないし、壁になりたい。来年はいろいろなことに挑戦したい」と新たに練習にロードバイクを取り入れ、レベルアップを図るつもりだ。

 男子20キロ競歩で日本勢最高の11位だった藤沢勇(ALSOK・中野実高―山梨学院大出)は「悔しい結果だったが、攻めて16キロまで粘ることができた」と収穫も口にした。来年のアジア大会(インドネシア)に向けて「海外のレースに積極的に出て、残り5キロの駆け引きを磨きたい」と話した。

 荒井は22日開幕の全日本実業団対抗選手権(大阪)で年内のレースを終え、藤沢は同選手権後に国体(愛媛)に出場する。

(9月7日)

長野県のニュース(9月7日)