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上田紬や立岩和紙 伝統素材でドレス 丸子修学館高

上田紬を使ったドレスをまとう生徒たち。少し照れながらポーズを決めた上田紬を使ったドレスをまとう生徒たち。少し照れながらポーズを決めた
 上田市の丸子修学館高校で被服分野の授業を選択する3年生12人が10日、諏訪郡下諏訪町で開かれる全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」産業(家庭)部門のプレ大会で行うファッションショーに参加する。6日は、同市の伝統工芸品「上田紬(つむぎ)」や小県郡長和町の「立岩和紙」を使い、仕上げたドレスをそれぞれ試着した。

 伝統工芸品を使ったドレスは、県内外から高校生が集まる来年夏の総文祭を見据えた初の試み。工芸品の魅力を知り、他校の生徒にも紹介しようと4月に制作を始め、5月には上田紬の織元を招いて手織りも体験、理解を深めた。

 ドレスは、格子柄の上田紬で大きなリボンを作って胸元に飾り、光沢のあるスカートと組み合わせたものや、立岩和紙の裾を模様のように切り抜いて色を塗ったものなどがあり、どれも個性的。自身が考えたイメージに近づけたいと、授業時間中だけでなく始業前や放課後も使って作業を進め、自宅に持ち帰って仕上げた生徒もいた。

 ピンク色の上田紬で大きなフリルをあしらったドレスで本番に臨む安原楓恋(かれん)さん(17)は「上田紬は張りがあり、立体的なデザインができるのが魅力。頑張った成果を見てほしい」と話していた。

(9月7日)

長野県のニュース(9月7日)