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木片5000個使い迫力の壁画 松本の企業ロビーに完成

約5千個の木片を使い、ヤマザクラと富士山を表現した木壁画約5千個の木片を使い、ヤマザクラと富士山を表現した木壁画
 色が異なる10種類ほどの樹種の木片約5千個を組み合わせ、ヤマザクラと富士山を表した木壁画が8日、長野県松本市和田にある企業のロビーに飾られた。この企業の依頼を受けた安曇野市三郷小倉のデザイナーあさのたかをさん(69)が約3カ月かけて制作。この日は、あさのさんらが作品を持ち込み、最後の木片をはめこんで完成させた。

 環境調査会社「環境未来」のロビーに登場した木壁画は、縦1・9メートル、横3・9メートル。画面いっぱいにヤマザクラが枝を揺らし、奥に富士山と雲海がのぞいている。ヤマザクラの花びらはミズキ、葉や幹はケヤキやローズウッドなどの木を使い分け、厚さ8ミリから2センチの木片を組んで立体感を出している。

 同社は2年ほど前、現在の社屋に本社を移転。水や大気、土壌などを調べる業務にちなみ、天然の素材で温かみがあるアートで社内を飾ろうと、あさのさんに制作を頼んだ。

 あさのさんは「作品を見て、ほっと楽しい気持ちになってもらえたらうれしい」。同社の佐倉正晃社長(46)は「心が温かくなる作品。いろいろな方に自由に見に来てほしい」と話していた。

(9月9日)

長野県のニュース(9月9日)