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県議を連続9期 小田切行雄氏が死去 103歳

 上伊那郡区から連続9期当選した元県議の小田切行雄(こたぎり・ゆきお)氏が13日午後3時28分、老衰のため、上伊那郡宮田村の老人福祉施設で死去した。103歳。同郡飯島町出身。自宅は宮田村302。葬儀は宮田村との合同葬で17日午後1時から駒ケ根市東町4の10、グレース虹のホール駒ケ根で。喪主は長男英雄(ひでお)氏。

 明治大商学部を卒業後、高校教員を経て1962(昭和37)年から宮田村長を務めた。67年、県議に転じて9期連続でトップ当選。88〜89年に県議会副議長を務めた。

 県議初当選時から、自民、社会(当時)両党県議団に次ぐ中間会派、民主クラブに所属。故西沢権一郎知事の県政を支えた「トロイカ体制」の一翼を担い、時に県政の重要政策決定を左右する役割を果たした。

 その後も中間会派「県民クラブ」の会長や最高顧問などを歴任。2002年、当時の田中康夫知事に対する不信任決議で県会会派間を調整。同決議に端を発した同年の出直し知事選で田中氏が再選されたことを受け、「不信任決議が県民に受け入れられなかった責任を取る」として県議を辞職した。

 宮田村長や県議時代は、長靴を履いてどこにでも顔を出す飾らない姿勢から「こたさ」の愛称で支持者から親しまれた。

(9月14日)

長野県のニュース(9月14日)