長野県のニュース

群馬・埼玉と同一型O157 県内3人感染

 群馬、埼玉両県で発生した腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒と同じ遺伝子型の菌に感染した人が現在判明しているだけで県内に3人いたことが13日、県への取材で分かった。3人は安曇野市在住の2人と千曲市在住の1人。菌は集団食中毒と同じ感染源から広がった可能性があるが、3人とも群馬、埼玉は訪れておらず、県は「感染経路の特定はできていない」としている。

 県は同日、県内で腸管出血性大腸菌(O157、O26)など)の感染が例年を大幅に上回っていることを受け、今年(10日現在)の発生状況をまとめた。医療機関から届け出があった感染例は、群馬、埼玉の集団食中毒と同じ遺伝子型の菌に感染した3人を含め、84人に上り、昨年の年間36人を既に超えた。県は改めて予防対策の徹底を呼び掛けている。

 県保健・疾病対策課によると、感染例は2014年が56人、15年が44人で、今年は近年でも感染例が多い。例年は6〜9月に増加する傾向にあるが、今年は8月(36人)、9月(34人、10日現在)に急激に増加。年齢別では0〜9歳が26人と最多で、20代の13人、30代の12人が続く。乳幼児を中心に若年層で多く、届け出全体の約6割をO157が占めた。

(9月14日)

長野県のニュース(9月14日)