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県防災ヘリ事故で死亡の9人合祀 都内で消防殉職者慰霊祭

県消防防災ヘリ墜落事故の犠牲者らを追悼した全国消防殉職者慰霊祭=14日、東京・日本消防会館県消防防災ヘリ墜落事故の犠牲者らを追悼した全国消防殉職者慰霊祭=14日、東京・日本消防会館
 任務中に死亡した消防隊員らを追悼する全国消防殉職者慰霊祭が14日、東京・虎ノ門の日本消防会館で開かれた。3月の長野県消防防災ヘリ墜落事故で死亡した県消防防災航空隊の9人が新たに合祀(ごうし)され、遺族らが献花し、犠牲者を悼んだ。

 長野市消防局派遣の滝沢忠宏さん=当時(47)=の妻千恵さんが遺族を代表して祭壇に向かい、「地域の安全を守る崇高な使命に殉じたことは大きな誇り。残された家族が助け合い、苦しみや悲しみを乗り越えていきます」と述べた。会場には遺族らのすすり泣く声が漏れた。

 政府側から参列した野田聖子総務相は「志高い皆さんを失ったことは痛恨の極み。尊い犠牲を長く後世に受け継がなければならない」とし、消防活動の安全対策などを誓った。野上浩太郎内閣官房副長官は「遺志に応えるため、世界一安全な国になるよう全力を尽くす」とする安倍晋三首相の言葉を代読した。

 慰霊祭は日本消防協会の主催で1982(昭和57)年に始まり36回目。今回は他に東京、大阪、岩手、福島、千葉の5都府県の6人も合祀され、計5751人となった。このうち長野県関係者は158人。

(9月15日)

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