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飯田の銃撃 無罪主張 初公判 被告の組幹部「殺意ない」

開廷前に地裁松本支部の周辺を警戒する警察官=21日午前9時14分、松本市開廷前に地裁松本支部の周辺を警戒する警察官=21日午前9時14分、松本市
 飯田市上殿岡の温泉施設玄関先で2015年10月に男性が射殺された事件で、殺人と銃刀法違反の罪で起訴された指定暴力団山口組系組幹部で職業不詳の有賀健一郎被告(50)=飯田市=の裁判員裁判初公判は21日午前、地裁松本支部(野沢晃一裁判長)で始まった。罪状認否で有賀被告は「決して故意ではなく殺意を持ってやったわけでもありません」とし、起訴内容のうち殺人罪と銃刀法違反(発射)は否認、無罪を主張した。

 銃刀法違反(所持)は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、被告は15年10月6日午後0時43分ごろ、温泉施設玄関先で住所不定、無職の長谷川陽一さん=当時(43)=に殺意を持って拳銃で弾丸1発を発射し、左前頭部に命中させて死亡させたとしている。この際、被告は拳銃1丁と適合する実弾6発を持っていたとしている。

 裁判員選任手続きは14日に行われ、呼び出し対象の中南信地方の58人のうち45人が出席。裁判員に男性4人、女性2人、補充裁判員に男性2人、女性1人が選ばれた。

(9月21日)

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